11代目(S170系:1999年-2003年)
クラウンアスリートの覆面パトカー1999年9月登場。キャッチコピーは「21世紀へ、人生の新しいドアを。」「21世紀へ、このクラウンで行く」「新世紀クラウン」。このモデルから、プラットフォームがプログレ、X110系マークIIと共用化された。130系以来、久々にステーションワゴンが新規開発され、名称もエステートに変更されている(型式 S171W・S173W・S175W)。
ボディ剛性をより強化するため、25年続いた4ドアピラードハードトップからドアサッシュ(窓枠)を持つ通常のセダンボディに変更。また、従来からのスポーツグレード「ロイヤルツーリング」の名称が廃止されたことで「アスリート」の名称が復活し、14年振りにターボ搭載車も加わった。また、ロイヤルではヘッドランプがマルチリフレクター式から従来のリフレクターとカット入りレンズへと戻されていた(ディスチャージヘッドランプはアスリートのみの設定)ほか、ロイヤル・アスリート共にフロントグリルとヘッドライトを分割したことで、同時期のセルシオを思わせるようなエクステリアとなった。この代をもって1977年以来続いたディーゼルエンジン搭載車は消滅。
なお、クラウンセダンは2001年8月まで先代の150系が継続生産された。
特徴や燃費情報
新車購入
2000年4月 ロイヤルエクストラに1G-FE搭載の2000cc車追加。
2001年8月のマイナーチェンジでは、ロイヤルサルーンにトヨタ独自のマイルドハイブリッドシステム
を搭載するグレードが用意され、国土交通省低排出ガス車認定制度で50%低減レベル、八都県市指定低公害車認定で優-低公害車☆☆ を獲得している。キャッチコピーは「新しい技術は、恒にクラウンから」。マイナーチェンジ時から、ロイヤルにもディスチャージヘッドランプが設定されている。アスリートには17インチアルミホイール&45扁平タイヤのオプションが設定されたほか、フロントグリル・リアテールランプの形状が変更され、よりスポーティーな印象となる。その他、ロイヤル系もサイドとリアのアンダー部分が黒からボディカラーに変更された。アスリートにもブラックのボディカラーを追加。(ロイヤル系は以前から設定あり、前期アスリートでは特別仕様車で設定あり)
この代にはヤマハ発動機の手により「アスリートVX」というスープラの足回りを移植し300psにパワーアップしたエンジンを持つモデルが限定で登場している。
前期のCMキャラクターには、仲代達矢が起用された。クラウンのCMキャラクターに男性が起用されたのは山村聡(S50系-110系まで)以来。初期のCMでは『若者たち』のオーケストラバージョンがBGMとして演奏されていた(同曲はCD化されなかった)。アスリートについてはロイヤルシリーズとは別にCMが放映されていた。キャッチコピーは「アスリートだけが知る領域がある。」「be an athlete」。
後継の12代目(180系)が2003年12月に登場した後も、同車がマイナーチェンジするまで警察のパトカー向けに継続生産されていた。(ベースは2000ロイヤルエクストラで内装がパトカー専用になっている)また、一部の警察ではアスリートGの捜査用パトカー(幹部用)が導入されている。
このモデルは日本国内専用車に思われがちだが、インドネシアなどに右ハンドル仕様が輸出されていた。
このモデルのミニチュアはプラモデルは製品化されない代わりにミニカーが発売された。(エムテック、トミカ、J-コレクション(共にロイヤルサルーンとアスリートを製品化。現在は絶版))